本日地震を想定した避難訓練を実施しました。
今回は、子どもたちだけでなく、教職員にも日時を伝えない(ブラインド方式訓練)で実施しました。
校舎内外で、縦割り班に分かれて子どもたちが熱心に掃除をしている頃を見計らって、訓練放送を始めました。
次の図は、シェイクアウト訓練で使われる図です。シェイクアウト訓練とは、地震の発生直後の命を守るための初期動作を身に付けるための防災訓練です。
安全確保行動
安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を実施することがなぜ大切なのでしょう?
地震のゆれ自体でケガすることは少なく、地震による死傷例の大半は家屋の倒壊や、ガラスの破片や落下物が原因です。安全な場所へ避難しようと長距離を移動することによりケガする例がもっとも多く、避難の際の移動距離を最小限に留めることがとても重要です。
地震発生時、激しい揺れに襲われるまで、または何かが落下してくるまで、自分の身を守るためには数秒の猶予しかないかもしれません。いざという時に備えておくためには日頃の訓練が必要不可欠です。
室内にいる時に地震が発生したら、その場で安全確保行動
・強いゆれで倒れる前に、まず体勢を低くして地面に近づく。
・固定された机やテーブルの下に入り、頭を守る。頭を守るものがない場合は腕や荷物を使って、頭を守る。
・揺れが止まるまで、動かずじっとする。
・揺れが収まり、屋外に出ても安全上問題ないと判断するまで、室内に留まる。
外出中に地震が発生したら、まず、ビル、木、電柱や電線から離れた場所を探し、そこで安全確保行動
・揺れが止まるまでそこに留まる。
子どもたちは、室内、室外それぞれの担当掃除場所で安全確保行動をして揺れが収まるのを待ちました。
揺れが収まったことを知らせる放送後は、避難場所の運動場に移動。
縦割り掃除時間での実施でしたので、上の学年の子どもたちは下の学年の手を引いたりしながら、避難をしました。
まずは、自分の命を自分で守ることが大事ですが、周りの人と助け合って避難することができました。
班長はオレンジのビブスを身に着けています。今年度、安心安全特別会計にて、購入させていただきました。