2021年5月17日月曜日

5/17「はきものをそろえると」~4年生

 

4年生の靴箱です。

かかとがロッカーの端に揃っていて、とても気持ちがよいです。全校で一番揃っていました。


「はきものをそろえると」

はきものを そろえると 心もそろう

心がそろうと はきものもそろう

ぬぐときに そろえておくと

はくときに 心がみだれない

だれかが みだしておいたら

だまって そろえておいてあげよう

そうすればきっと

世界中の 人の心も そろうでしょう


これは、長野県円福寺の住職 藤本幸邦さんの詩です。

仏教の脚下照顧(きゃっかしょうこ)「自分の足元を見よ」「自分の行いを見よ」という教えを、子どもに分かりやすく説いたものとして有名です。


「脚下照顧」
とは

自分の足元をよくよく見よという意。

他に向かって悟りを追求せず、まず自分の本性をよく見つめよという戒めの語。

他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すべきこと。

また、足元に気をつけよの意で、身近なことに気を付けるべきことをいう。


トイレのスリッパを揃えることこそ、次に使う人のことを思う気持ちの表れですね。