2021年5月16日日曜日

5/14(金)合言葉は「ボルト!」

 



学校を訪れた方から、あれは何ですかと尋ねられるのがこのロープ。

ロープスローです。

休み時間になると、子どもたちは45度に張ったロープに通した筒を投げて遊びます。もっと遠くまで投げたいと慣れてくると、ロープの下に入って投げるようになります。

投げるときのフォームの合言葉は「ボルト!」

そう、人類史上最速のスプリンターと呼ばれたウサイン・ボルト選手のあの天に向かって弓矢を射るようなポーズです。あのポーズから、ボールを投げると肘が上がり、腕が頭の上を通って斜め45度にボールを投げることができます。

この日も、子どもたちは自分たちでルールを決めて、楽しく遊んでいました。

ほら、いいフォームでしょ?遊びながら、いつのまにか運動能力が向上しているというわけです。

ただ、今の小学生には「ボルト?」といった感じですが...

山口県の子どもたちは全国平均と比較して、持久力は優れているものの、柔軟性や投力が低く、課題となっています。

昨年度から、子どもたちの運動機会が減っていることもあり、体力向上に向けた取組はいっそう進めていく必要があります。

以下 引用 日本レクレーション協会「子供の体力向上ホームページ」 https://www.recreation.or.jp/kodomo/current/now.html

運動能力

 6年生(11歳)の50m走・ソフトボール投げの平均値を比べてみると、今の子どもは、30年前の子どもと比べて低下しています。これは、昔に比べて生活が便利になり、生活の中で歩いたり、体を動かしたりすることが少なくなってきているからだと考えられます。

基礎運動能力の比較

新体力テスト全国平均値

 新体力テストの結果は、順番をつけるものではありませんが、同級生の平均値と比べてみることも、自分の体力・運動能力を知るうえでの参考となります。

平成26年度全国平均値

ご家庭でも体力づくりの機会をぜひお願いします!!