14日(金)、高泊公民館あいあい教養講座が本校で行われました。
一般受講者と一緒に、6年生が郷土の歴史について学びました。
今年度も、講師は高浜の竹本克巳さん。
かつては海であった高泊、小野田、高千帆地区に約400ヘクタールの開作が整備された歴史を紹介してくださいました。
田を広げて財政を安定させようと、萩藩が1668年に完成させたもの。
船木宰判代官の楊井三之允(やないさんのじょう)が陣頭指揮を執り、満潮のときに船で大きな石を運び、干潮時にそれを積み上げて堤防を築いていった。何度も堤防が崩れる難工事で、工事がうまくいくようにと建立されたのが高泊神社とのこと。
工事の遺物として残っていいるのが浜五挺唐樋(はまごちょうからひ)。干潮時には陸の水が唐樋を通して海に流れ、満潮時は水圧で扉が閉まり海からの水が入らない排水と止水の優れもの。
最初のものは扉が2つだったが、最終的には5つに機能改良された。
この他、地元の地名の由来や高泊小の歴史についてもお話ししてくださり、6年生の子どもたちは、メモを取りながら聞き入っていました。