2022年10月28日金曜日

10月28日(金) ほんものの科学体験講座~微生物について

10月28日(金)、5年生を対象に山陽小野田市立山口東京理科大学による「ほんものの科学体験講座」が開かれ、科学の不思議を学びました。

市と大学との連携事業で、大学の知的資源を活用し、、子どもたちに科学の楽しさを届けることがねらいです。

薬学部教授と薬学部5年生の学生3名がおいでになりました。

今回のテーマは「目に見えない生物である微生物について勉強しよう」です。

まず、持参された1000倍に拡大できる顕微鏡を覗き、青く色付けされた黄色ブドウ球菌を見ました。





青く並んでいて宝石のようにも見えましたが、私たちの皮膚に存在し、多くなると食中毒を引き起こすことが分かりました。

味噌、納豆、チーズ、ヨーグルト、キムチ、パン、、、これらの発酵食品は、どれも微生物の働きによって作られているものであること

私たちの手や腸には、何千、何万、何億もの常在菌が存在していること。その私たちの体に棲みついている常在菌が、外部の悪い微生物の侵入を防いでいること

微生物を利用して薬ができること

このようなよい面の一方、食中毒や感染症の原因にもなることを学びました。まさに新型コロナウイルスは3年前に発見された新種の微生物です。

講座内で、子どもたちは次から次に質問をしました。中には、大学の講義のテーマになるような質問もあり、講師の先生もうなっていらっしゃいました。ノートは学んだことでびっしり!!

事後のGoogleフォームでのアンケートに一人一台端末のChromebookで回答。お礼を添えながらたくさん感想を書き込んでいました。

目に見えない生き物の世界に引き込まれた時間となりました。