3月4日(金)、6年生が卒業プロジェクトの一つとして愛校作業をを行いました。
6年間の思い出がいっぱい詰まった学び舎を感謝の気持ちを込めて掃除しました。
5時間目は、全員で体育館の水拭きをしました。フロアに膝をつき、拭き残しがないように丁寧に丁寧に床の目に沿って拭いていきました。
6時間目は、体育館のワックス掛け、前庭の池掃除、茶畑の施肥、昇降口の窓ふき、階段の白線引き、各階の手洗い場掃除の6か所に分かれて作業を進めました。
広い体育館は、7人でがんばりました。ワックスのかけ残しがないように確認しながら丁寧にワックスをかけていきました。
日頃の掃除時間にはなかなか手が回らない昇降口の窓は、道具を使って高いところまで丁寧に拭きました。全校児童が必ず毎日通り、学校生活の入り口である昇降口です。みんなが気持ちよく1日のスタートを切れますように。そんな願いを込めながら、磨きました。
各学年が使うゴム製で凹凸がある手洗い場の床は、右手に激落ちくんを、左手に雑巾を持ち、こすっては拭き、こすっては拭きを繰り返し磨きました。
時間内に全ての場所をきれいにすることができなかったので、卒業式までの朝活(朝のボランティア活動)を活用し、続きをします。前庭の池は水を抜き、磨きました。水は冷たく、底にたまった泥を池の外に掻き出すのは、たいへんでした。茶畑には、油粕とバークをまきました。5月の茶摘みで、後輩たちがたくさんの新芽を摘むことができるように作業を進めました。 「卒業までに、自分たちは何が残せるだろうか。」「お世話になった方、一緒に過ごした在校生、たくさんの思い出が詰まった高泊小学校に、どうやって感謝の気持ちを伝えようか。」…残りの小学校生活の中でできることを考えました。
池の掃除、茶畑の施肥は、梅っ茶サポーターズの方々がサポートしてくださいました。
90分のピカピカ大作戦。感謝の気持ちを込めながら一生懸命に取り組みました。 黙々と働く6年生の姿を、在校生たちがしっかりと見ていました。この「だれかのために働く姿」こそ、6年生が下級生に残したものです。
18日には、きれいに磨いた体育館で卒業証書を受け取ります。