小学校の特別活動における「学級活動(学級会)」についてご紹介します。
学級会は、自分たちの学級生活をより良く楽しくするために、話し合い、合意形成を図り、協力して実践する活動のこと。
特別活動の中心的な話し合い活動として位置づけられています。
学級活動は3種類あります。
学級活動(1)学級や学校での生活づくり
決定の形: 集団決定
重要キーワード: 合意形成(納得解を見つける)
内容: 学級のルール決め、掃除の分担、係活動決め、お楽しみ会の企画など。
特徴: クラス全員で意見を出し合い、対立や違いを乗り越えて「みんなが納得できる結論(合意形成)」を導き、協力して実践します。
学級活動(2)日常の生活や学習への適応と成長
決定の形: 自己決定(集団での学びを参考にする)
重要キーワード: 現在の生活の改善
内容: 規則正しい生活習慣、食育、情報モラル、交通安全・防災など。
特徴: 全体でテーマについて学び、友達の意見や工夫を共有した上で、「自分はこれからどう行動するか」を一人ひとりが考えて決めます。
学級活動(3)一人一人のキャリア形成と自己実現
決定の形: 自己決定(主体的な選択)
重要キーワード: これから未来のこと
内容: 将来の夢、職業選択、進路、自分の強みの理解、目標設定など。
特徴: これから先の未来や生き方に向き合い、周りに流されることなく「自分の意思」でこれからの歩みを選択・決定します。
今日、5年生が行ったのは学級活動(1)「2学期の係を決めよう」でした。
元小学校長で、特別活動について県内外で指導されている先生に講師としておいでいただき、学級会に入っていただきながら、進めました。
学級会の基本的な流れ
議題の決定と提案: 学級の課題や決めたいこと、したいことなどからテーマを選ぶ。
提案理由の確認: 「なぜこの話し合いをするのか」を全員で共有する。
意見の交換: 計画や分担、方法について意見を出し合い、比較・検討する。
合意形成: 賛成・反対だけでなく、理由を交えて話し合い、集団としての決定を下す。
実践と振り返り: 決まったことに基づいて行動し、後日うまくいったか振り返る。
低学年から高学年に向けて、「仲良く助け合う態度」から「自主的・実践的な問題解決」へと学年段階に応じて発展させていきます。
課題を見つけ、互いの意見を尊重し合い、 異なる意見を折り合わせて、みんなが納得できる結論を導き出すのは大人でもたいへんですが、5年生は当番制の司会、黒板書記、記録を中心にみんなで意見を出し合いながら、チャレンジしていました。