今年は、日本にとって戦後80年の節目の年です。今の平和をずっと残していくために、全校で平和学習を行いました。広島の平和公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木偵子さんの実のお兄様である雅弘さんを講師に迎え、子どもたちにお話しをしていただきました。偵子さんの生き方は、相手への「思いやり」の連続でした。思いやりの心があれば感謝がわいてくる、そうすると幸せな世界につながります。全体の講演の後、平和学習を進めている6年生にお話しをしてくださいました(5年生以下はリモートで参観)。一人一人が「思いやり」をめぐらすことで、争いが起こらなくなり、小さな平和になり、それが大きな平和につながっていく、ということをお話から学ぶことができました。午後からは、職員研修会も行いました。佐々木さんから教職員へは、「憎しみからは憎しみしか生まれない。今この時期の子どもたちに、思いやりの心がけをしっかり芽生えさせてほしい。」とお話してくださいました。子どもたちの将来のために、平和な世界のために、これからも、子どもたちと一緒に平和について考えていきたいと思います。














